おばあちゃんが作っていたぬか漬け。
お母さんが作っているぬか漬け。
小さい頃からぬか床は常に我が家の台所の端に静かに置いてあり、毎日食卓にぬか漬けが並び、
私は酸味が効いたきゅうりが好きでよく食べていました。
一度食べ始めると箸が止まらないのです。
それで何度ももうやめなさいと注意されていましたが、そんなのはお構いなし。
古漬になったきゅうりに一緒に漬けておいた生姜をみじん切りにしてあえてあるのも好きで、ご飯が止まらない。
そんな子供時代を自分に子供が出来てから思い出すようになり、
娘の姿をみると私もきっとこんな感じだったのかなー。
なんて思うのですが、母と同じように
「もうやめなさい!」と娘に言ってしまう自分に笑えます。
そんな風になってから自分でも作ってみたいなーと思い始め
母にぬか漬けの作り方を聞いたんです。
でも「こんなの適当よ」っていわれるだけで
分量が全然わからない。
「捨て漬けって何?」
「はじめにいらない野菜をつけるのよ。」
「なんで?」
「さー・・・・。」
なんていう会話を繰り返していました。
いきいきペールで作る発酵食品は適当でも本当に上手にできるんです。
だから母がいうこの「適当よ」ってことば、まさにその通りって今になればわかるのですが
右も左もわからないぬか漬け初心者にはどうしたらよいか・・・。
そこで私と同じようにいきいきペールを使って、
少しでもぬか漬けを始める人が増えるといいな。って思い始め
最初はジップロックで作るぬか漬け教室にいき、ぬか漬けの基本を勉強しました。
それからは本を何冊か読んでただただ実践し、
失敗を重ね修復する方法を身につけ
とにかくいろいろな材料を漬けてみることをしました。
この写真の野菜は全部ぬか漬けぬできるんです。
結果、ぬか漬けはぬか床を作って捨て漬けが終われば
毎日コツコツやるだけでなんら負担になりませんでした。
むしろ娘が「今日は何を漬けたの?」「私もやっていい?」など
子供との交流材料になり、そのうちこのぬか床を娘に引き継ぐこともできるのかな?って
そんな淡い夢を抱き始めました。
| 活用テク TOP |