ぬかについて
ぬか漬けはぬかがないと成立しません。
最も大切な材料になります。
ぬかとは・・・
稲からお米を脱穀し、籾殻を取り除きます。
取り除いたものが「玄米」。
玄米から外側の表皮だけを取り除いたものが「胚芽米」。
一時期ブームを起こした金目米とはこの状態のことをいいます。
胚芽米から胚芽部分を取り除いたものが「白米」になります。
ぬかとは精米途中で落とされた表皮と胚芽の部分を指します。
このぬか部分にはビタミンBやたんぱく質、脂質などお米の栄養の約95%が含まれています。
ぬか床に使うぬかは無農薬のものが一番です。
成長途中に使われた農薬はこのぬか部分に残留し、
精米したあとの白米にはほとんど残らないと言われています。
ですから無農薬のものがベストですが、
用意ができなければ減農薬栽培でも◎。
生ぬかと炒りぬかだったら、生ぬかをおすすめします。
新鮮な生ぬかはきな粉のような甘い香りがします。
この甘い香りを生かすために炒ることをせず、そのまま生で使うのが一番贅沢です。
もちろんスーパーなどで売っている炒りぬかでも全く問題ありません。
ぬかを手に入れてもすぐに全部を使うのは難しいと思います。
そんな時は冷凍をおすすめします。
炒りぬかにして取っておいてもいいですが、
ぬか漬けに必要な菌が元気に残っているのは冷凍保存したものです。
| いきいきペールで作るぬか漬け |