最初に異変を感じたのは1999年に、新築のマン ションを購入して暮らし始めた時のこと。
毎日、身体がだるくて、冷たくて、夜眠ることも出 来なくなってしまったのです。
それからも、様々な病院に行っても原因がわからない状態がずっと続いていました。
けれども、症状があまりにもひどかったのと、納戸に入った時に倒れそうになったり、納得のいかないこともあったので、
「もしかしたら違うかもしれない、他に原因があるのでは」と思うように。この時には、すでに体調不良で普通には暮らせ ない状態でした。
けれども、まさか、化学物質過敏症だとは思いもよりません。
そして、2002・2003年頃になると、さらに症状はひどくなり、疲労感が強くなり、普通にしていても倒れそうになることが多く、
散歩にも行けなくなってしまいました。
仕事の関係で、毎週、友人と語学の勉強をしていたのですが、集中力も続かなくなり、パソコンの前にも座れなくなりました。
ところが病院では「何でもない」としか言って もらえません。自分に何が起こっているか分からず、
不安で、どうしていいか分かりませんでした。
そして、2005年。ぜんそくがひどくなってレントゲンを撮ることになったのですが、
その時に「肝臓に気泡のようなものが見える」と言われて、CTスキャンを取ることに。
ところが、造影剤でのCT検査開始直後に倒れてしまい、そのまま寝たきり状態になってしまいました。
実は、造影剤でショック状態を起こしてしまったのです。それでも、倒れた瞬間は、自分でも何が何だか 分かりませんでした。
病院の先生は意識が戻った私に「死ななくて良かったね」と言ったのですが、まるで他人ごとのような感じでビック リしました。
さらに、病院側からは「造影剤はもう体内に残っていないので、原因はわからない」と 言われ、
私は、家のソファで横になって動けない毎日を過ごすように。
そして、倒れて以来、西洋医学や化学薬品には頼りたくないと思うようになった私は、一般の病院には行かなくなっていました。
それからは、病院に頼れなくなっても、元気になる方法を模索し、太極拳や気功もやってみました。
そして、響きの杜クリニックで西野呼吸法に出会えたことをきっかけに、徐々に元気になり、
そのクリニックで「化学物質過敏症と電磁波過敏症」という診断を受けたのです。
心の中では原因が分かってホッとしていましたし、これからは、自分で試考錯誤しながら治していきたいなと思うようになっていきました。仕事も再開できるようになったのですが、不思 議な事に、出張で小都市に行くと元気なのが、
家に戻るとどっと疲れが出て1週間は寝込んでしまうような状態。
この頃には、実は、体調が悪くなったのはマンションが原因だということが分かっていました。
「この街中から、少しでも田舎に行けば体調にはどれだけ良いだろう」と思ったこともあ りましたが、それは、不可能でした。
そのマンションは、主人が夫婦で一生暮らすつもりで、新築で買っていたからです。
私も、あらたに 古住宅に移ることは難しいだろうと思っていました。
<続く>
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