仕事から帰り、子供たちをお風呂に入れてあがってくると
テレビで「金スマ」(TBS)がやっていた。
ゲストは「置かれた場所で咲きなさい」(幻冬舎)が
170万部のベストセラーとなっている渡辺和子さん。
ノートルダム清心学園の理事長で
マザー・テレサが来日(1984年)されたときには
通訳も務められたとか・・・。
番組内では、マザー・テレサの「生涯」と「ことば」にもふれていた。
中でも記憶に残ったのが下の言葉。
「この世で一番おおきな苦しみは
一人ぼっちで、誰からも必要とされず
愛されていない人々の苦しみです。」
路上で死にかけている人を連れてきて
最後をみとるために彼女が作った施設「死を待つ人々の家」。
死を目の前にして
不安や孤独を感じるか
それとも
安心や喜びを感じて
死ぬか・・・。
日々を生きる日常も同じこと。
誰にも必要とされず
孤独に生きる日常は
キツすぎる。
そういえばもうひとつ
渡辺さんがこんな話をしていた。
自殺をほのめかす男の子がいた。
先生やまわりのひとたちは
命というものは大切なものだと
なんどもいった。
でも、彼は死んでしまった。
私だったらこう彼に伝えるだろう。
「私にとっては、あなたが何より大切なの」
命ではなく、あなたなのだと。
こどもに対して
杓子定規にこれダメあれダメって
言ってる場合じゃないんだよなぁって
改めて思う。
自分は子供のことをどう思っているか?
言葉は理解できるのだがなかなか・・・手ごわい・・・。