インド3-日本食

インドでどれだけの日本食が食べられるか。

日本人が多く住む首都デリーではなく

ローカルなクジャラート州アーメダバードで。

 

クジャラート州では

ベジタリアンとノンベジタリアンがはっきり分かれています。

お菓子1つにしても食材全てにおいて

ベジタリアンとノンベジタリアンのマークが

付いています。

 

食材に限らず

外食するにもレストランの外観に

またメニューにも必ずマークがついています。

場所によっては座る席が違うレストランも。

 

あと鶏肉以外はほとんど手に入りません。

水牛や豚肉はコックさんがわざわざ遠出をして

買い出しに行ってくれるから手に入る食材。

 

牛肉に至っては牛は神様に値するため

ほぼ手に入りません。

 

お酒も手に入りません。

仕事の後に1杯。

なんてできないところなんですね。

 

日本人は特別にリカーカードを申請して

決められた量を決められた場所で購入することができます。

だから酒全般はとてもとても貴重なものになります。

 

これらを前情報として聞いていたので

あまり良いイメージは持っていなかったのですが

現実は私の想像以上に美味しかったです。

 

日本ではみられない食材も使いながら

もちろん日本でお馴染みの食材まで。

関心しながらたくさんいただきました。

 

2日目昼食

パートナーが働く近くに

ホテルに併設されている日本食レストランがあり

そこへ連れて行ってもらいました。

 

見渡す限りどこまでも続く砂漠1歩手前の大地に

日本企業が続々と進出している今とてもホットな場所です。

大きな工場が何棟か立つ近くに

ホテルに併設された日本食レストランへ連れて行ってもらいました。

 

 

・白いごはん+おかかふりかけ

・わかめの味噌汁

・水牛のステーキハンバーグマシュマロソースとパスタ添え

・キャベツとパプリカ、ブロッコリーの蒸し野菜

・ヤクルト

 

味噌汁はインスタントかな?

水牛のステーキハンバーグは普通に美味しかったです。

他のレストランで食べると硬かったり、

匂いがきつかったりするみたいですけど

私がいただいたのはベリーグッド。

 

3日目夕食

パートナーが住む寮のコック・ラムさん(インド人)に

特別に作っていただきました。

3時間程前からキッチンで音がして

ワクワク楽しみにしていました。

 

 

 

すごいでしょ!!

すごすぎてたくさんすぎて

書くのが面倒なので省略。

ぜーんぶ手作り。

 

日本だったら焼くだけ。とか

途中まで作ってあるのを買って

巻くだけ。

とか・・・。

 

日本にいたらいくらでも楽できるのを

ラムさんはぜーんぶ手作りで

1から作り上げてるの。

 

細かいことを言うと味が濃かったり・・・

色々あるんだけどね、

時間をかけてわざわざ日本からきたゲストに

不自由な地でこれだけ作ってくれる。

すごいことだととてもとても関心でした。

 

先輩のコックさんが以前はいて、(インド人)

その先輩から教わったそう。

 

でもね2個だけ問題があるな。って思いました。

ラムさんはベジタリアン。

だから日本人が食べるお肉を使った料理は

作っても味見ができない。

 

それからもう一つ。

ダシの文化がわからない。

 

日本食を作る料理人にとって

致命的なハンデだと思う。

 

でもここインドでは仕方ないのね。

長く続く文化はいくら日本人でも変えられないから

大きく捉えてあげるしかない。

 

ここまで日本食を

不便なインドで作られているのを見ると

かなりのプレッシャー。

 

私がこのインドへ行って

これ以下のものを作るなんて

許される話じゃないよね・・・。

 

今から懐石料理を学んで

日本食を日常ではなく

歴史ある文化として学びたいと思ったのでした。

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